浅本充のパン&ワイン、スイーツ&ワイン | Wine365

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23. November 2016

浅本充のパン&ワイン、スイーツ&ワイン

 

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フランスの日常
クロックムッシュ×ボルドー赤

 

パンやスイーツとワインの楽しみ方を提案するこの連載。1回目はサンドイッチを取り上げます。サンドイッチといっても、いろいろな種類がありますが、フランス好きの僕が選んだのはクロックムッシュ。フランス人の定番といえるサンドイッチですが、日本でも朝食メニューとして人気ですよね。僕のなかのベスト!といえるクロックムッシュにはグリュイエールチーズとジャンボンブラン(ボイル仕上げのハム)、ナツメグを効かせたホワイトソースが欠かせません。仕上げにカイエンペッパーをふるのもお忘れなく。

そして、クロックムッシュに合わせるのはこちらもフランス人の定番ワインといえるボルドーの赤ワイン(今回用意したのは「シャトー・シャンスネッツ2000」)。朝食のイメージの強いクロックムッシュに、重そうなボルドーの赤ワインって合うの?と思いますよね。でも、だまされたと思ってやってみてください! 

実は僕、ボルドー好きです。21歳のとき、最初に出会ったワインが「クロ・デュ・マルキ1995」(メドック格付け2級のシャトー・レオヴィル・ラスカーズのセカンドワイン)。「何だこれ!」という衝撃を受けました。もちろん、いろいろなワインを飲みますが、それ以来ずっと自分の土台になっているのがボルドーのワインです。クラシックなフランス料理が好きなので、フランス料理に携わっていてボルドーが好きじゃないという人は信用できない、とまで思ってしまいます。

フランスのカフェにいるかのように、クロックムッシュとカジュアルなグラスに注いだ赤ワインを楽しむ休日の朝。ボルドーのワインは重くて難しい飲み物ではなく、朝も昼も夜も気取らずに楽しめるもの。そんなフランスの日常、カルチャーを感じてもらえるはずです。チーズやホワイトソースのとろーり濃厚な味わいに、複雑で奥行きのある味わいの赤ワインが合いますよ。

 

text:Yumiko Ono

浅本充

ベーカリーカフェ ディレクター

ベーカリーカフェ「自由が丘ベイクショップ」ディレクター。フランス料理店でのサービス・ソムリエを10年間経験後、渡米。2009年に自由が丘ベイクショップをオープン。3月に鹿児島に新店舗をオープン予定。
好きなワインのタイプ 酸のきれいな甘酸っぱいワイン
好きなワインつまみ 苦い野菜(アンディーブやタンポポの葉など)

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