New Open Ăn Đi(アン ディ) | Wine365

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29. July 2017

New Open Ăn Đi(アン ディ)<外苑前>

 

ワインテイスターの大越基裕さんとソムリエールの新城桃子さんご夫妻の手がけるベトナム料理の店が7月4日にオープンしました。外苑前の街並みに馴染むような落ち着いた佇まい、パリやリゾート地にあるような洗練された雰囲気です。ベトナム料理というと、女子好きのする料理、パクチーたっぷりのアジアンローカルフードのイメージがありますが、アン ディはワイン好き、おいしいもの好きの心をキュッと掴むようなモダン・ベトナミーズ。料理にもペアリングにもはっとするような仕掛けがあちこちに散りばめられています。

 

 

まずは、とりあえずレモンサワーから。とはいっても、人気の焼酎「山翡翠」をベースにレモンは愛媛の「citron et citoron」の無農薬レモンを使ったひと味もふた味も違うレモンサワー。ほんのりとする米焼酎の風味にこれから始まるベトナム料理とのペアリングへの期待が高まります。

ワインリストは世界中のヴァンナチュールから王道のグランヴァンまで、ワイン好き垂涎のものが並ぶ、さすが過ぎる品揃え。あれも飲みたい、これも飲みたい。ととても決められそうにありません。この日は5900円のコースに4900円のペアリングをお願いしました。

 

 

まずはティーリーフのサラダから。八女茶の茶葉、海老やナッツ、緑豆などの様々な具材をホーリーバジルのペーストを混ぜ、ライムを絞って食べるわくわくするようなサラダです。そこにタケダワイナリーのサンスフルをあわせると、じんわりとした優しい旨味と香りがひとつになります。

 

 

コースはその後、生春巻き、揚げ春巻き、鱧のフリット、豚肉の炭火ロースト、鶏のフォー、蓮の実の羊羹、フレンチプレスで淹れるフグレンコーヒーと続きます。しょっつるを使ったり、自家発酵させた多彩なソース、具材にパイナップルなどをさりげなく加えたりと、隅々まで丁寧に考えられた料理とペアリングにアン ディの実力、食材への愛を感じます。中でも、印象的だったのは、チキンの春巻きのペアリング。ココナツをベースにヨーグルトを加えて自家発酵させたソースが日本酒「澤屋まつもと」に出会い、でただでさえ、おいしい春巻きがまた別次元の味わいになる驚きの経験でした。

 

 

外苑前での新鮮な味の発見の旅。ハーバルな料理と落ち着いた空間に夏の疲れが癒されるような気がしました。もしかすると、ここは都会のワインオアシスなのかもしれません。

 

 

Ăn Đi(アン ディ)

住所:渋谷区神宮前3-42-12  2F

電話:03-6447-5447

営業時間:(火〜金)18:00~23:00(土、日)12:00~14:00 18:00〜23:00

定休日:月曜

 

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