フードコーディネーター河原有里の「カレーなるワインの冒険」Vol.5 いちじくとなすのカレー | Wine365

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16. September 2017

フードコーディネーター河原有里の「カレーなるワインの冒険」Vol.5 いちじくとなすのカレー

 

いちじくは好きですか?
昔、祖父母宅の庭にあったいちじくの木。ちぎるとなんか牛乳みたいな液がでてくるし、口の中で種がぷちぷちしすぎるわ、と思っていました。
いちじくは庭にあるもので買うという感覚がない母。子供のころの私にとっていちじくは、夏休み、祖父母宅に滞在したときだけ食べるもので、あまりなじみがなかったということもあります。
それが、ワインを飲むようになってからはすっかりいちじく好きに。
生なら、もちろんそのままでおいしいし、サラダや煮込みにも。乾燥いちじくもよく使います。
チーズや生ハムとあわせているうちに、ワインもあけざる得ない!
カレーにも入れますよ。
いちじくの甘味はスパイスに溶け込んでコクにかわります。
祖父母宅のいちじくの木はもう無くなってしまいましたが、今は、いちじくの産地に住む義理の母がどーんと送ってくれるようになりました。
せっせとワイン煮やジャムを作ります。保存用にと瓶に詰めるのですが、すぐに食べきってしまうんですよね。

 

いちじくとなすのカレー

材料(だいたい34人前)

なす 3本(正味300gぐらい)
いちじく 2
玉ねぎ 1
牛豚合挽肉 200g
鶏だし  400ml
サラダ油 適量(揚げ油含む)
カレー粉 大さじ2
ナツメグパウダー 小さじ1
クローブパウダー 小さじ1/2
シナモンパウダー 小さじ1/2
黒こしょう 適量
塩 適量

 

作り方 
1 なすは一口大の乱切りにする。サラダ油適量を熱し、素揚げして油をよく切っておく。
2 玉ねぎは薄切りにする。いちじくは軸部分を切り落とし、縦に4つ割りにして2㎝幅に切る。
3 鍋にサラダ油大さじ1をいれ、玉ねぎと塩ひとつまみを入れてしんなりするまで炒め、一度取り出しておく。
4 同じ鍋に挽肉とカレー粉、ナツメグパウダー、クローブパウダー、シナモンパウダーを加えて炒め(焦げ付きそうなら適宜サラダ油を足す)、挽肉の色が変わったら、玉ねぎを加えてなじませ、素揚げしたなす、いちじく、鶏だしを入れて、時々あくをとりながら約20分煮込む。
5 塩で味を調え、最後に黒こしょうをひく。

 

なすは、緑なす、白なすなど、色々な種類のものを取り混ぜると色がきれい。時期的に、もしくは品種によって皮がかたいようなら縞目にむいて使ってください。
暑さもひと段落、赤ワインをおいしく感じる日も増えてきましたね。わりとボディーがしっかりしているものをあわせてみました。

カベルネ・ソーヴィニヨン・ペイ・ドック ドメーヌ・クードレ 

カレーのスパイスと、ワインのタンニンのバランスが楽しめます。

河原有里

フードコーディネーター

総合商社食品部勤務時代に様々な食品原料輸入や加工食品開発を担当、国内で、現地で、いろいろと思いっ切り飲んで食べる。イタリアの料理学校で郷土料理に目覚める。現在はワインや食まわりのコーディネート、企業や店舗、広告等のレシピ・商品開発などで活動中。根津の焼き鳥ワインバー「76vin」で毎週水曜日にカレーを担当。何をつまみにどんなワインを飲むかいつも考えています!

好きなワイン:じんわり、しみじみするオレンジワイン。泡も大好きです。
好きなつまみ:カレー、ギアラの煮込み、生いちじくのオリーブオイルかけ、さらっと読める本

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